当店が東京でオープンした時からの量り売り商品、能登島のお塩。
量り売り、というと、ナッツやドライフルーツなど、海外のものが多い印象だったのですが、できるだけ普段の食事で使うものを量り売りにしてみたいな〜と思っていました。
昔の乾物屋さんみたいなイメージかな?
私が和食好き、ということもあるかな。
量り売り、というと、ナッツやドライフルーツなど、海外のものが多い印象だったのですが、できるだけ普段の食事で使うものを量り売りにしてみたいな〜と思っていました。
昔の乾物屋さんみたいなイメージかな?
私が和食好き、ということもあるかな。
このお塩は、石川県の能登島という場所で、島の方が丁寧に作っていらっしゃいます。
能登島の里海と里山を、後世に残していきたい。そんな想いで、土地に感謝しながら作っていらっしゃる姿勢が、とても好きで、応援したいつくり手さんです。
暮らしに寄り添ったような海で、なんだかホッとするような、とても心地よい場所。
能登島の里海と里山を、後世に残していきたい。そんな想いで、土地に感謝しながら作っていらっしゃる姿勢が、とても好きで、応援したいつくり手さんです。
暮らしに寄り添ったような海で、なんだかホッとするような、とても心地よい場所。
里山の手入れとして伐採した間伐材を薪にして、ぐつぐつ。
夏は暑くて、なかなかハード!
夏は暑くて、なかなかハード!
能登島の長崎という地区で、戦後からこのような藁葺きの船小屋でつくられ始めたもの。
一時はこの小屋がずらりと並んでいたそうで、そんな景色を見てみたかったなぁ。
かにさんも、ひょっこり、たくさん!
一時はこの小屋がずらりと並んでいたそうで、そんな景色を見てみたかったなぁ。
かにさんも、ひょっこり、たくさん!
そしてこのお塩、百歳伝承の塩づくり、とってもストーリのあるお塩なんです。
能登島の長崎町では、古来より土器製塩と揚げ浜式製塩が行われていましたが、1911年の塩の統制により廃止されました。
その後、地元在住の中山武男氏(100歳、2017年永眠)が終戦後の1946年に復活させ、「中武仕上げ」という独自の塩づくり技法を考案するも、流通するには至らなかったそう。
そして2008年、地域団体「能登島自然の里ながさき」の発足と共に、当時まだご存命だった中山氏の指導のもと、昭和の塩づくりが復活!
中山氏が、戦争中に食べ物を腐らせないようにと考案されたものがベースとなっているそう。
仕上げ方法は天日と平釜に独自手法が加わった秘伝のもの。
当時の船小屋を再現して、お塩つくる源内さん。能登島の海がとっても似合う、優しいつくり手さんです。
里山の環境整備をしながら、里海を見つめてお塩を作って…
里山の環境整備をしながら、里海を見つめてお塩を作って…
このお塩、本当に美味しくて。塩炒めしただけなので、味が決まります。
美味しい塩に変えると、普段の調理がグッと楽になります。塩って、水と同じぐらい大事だよなぁと思います。
塩のストーリーと共に、是非お試しくださいね。
店頭では量り売りをしているので、是非ご自宅の空き瓶や普段塩を入れている容器を持ってきてみてください。
店頭でつめたら、そのまま棚にポン!
とってもスムーズ!